米国株投資、いつ頃始めたのか?

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今年は米国利上げやウクライナ戦争などの要因により、コロナショック以降順調に上昇していた米国株にブレーキがかかっています。米国株はあまり好調とは言えない時期ですが、私が米国株に投資デビューしたのも今と同じく米国株の株価は軟調な時期でした。

私が米国株ETFをいつ、どんな銘柄を、どんな心境で始めようと思ったのか、備忘録がてら記してみたいと思います。

私が米国株デビューした頃の話

私が米国株に投資を始めたのは、まだリーマンショックの記憶も新しい2009年2月のことでした。当時は金融危機の主な震源地がアメリカだったこともあり「米国株の時代は終わった」というムード一色。

そんな中、もともと逆張り思考(?)の強い私は「逆にいま米国株を始めるのはチャンスでは?」と思い立ったわけです。楽天証券の米国株ETFのリストの中から選んだのは「DVY」。

2009年当時、楽天証券で取り扱いのあった米国株の配当株ETFといえばDVYだけだったと記憶しています。当時の日本の証券会社ではVIGやVYMは取り扱いを開始しておらず、HDVやSPYDは運用開始すらしていませんでした。

もし仮にこれから何年間かDVYの株価が上がらなくても分配金を受け取りながら耐え忍べばいいか、、、などと思いながら投資決断。恐る恐る楽天証券の一般口座で日本円を米ドルに両替して投資したのを覚えています。

※2009年2月12日のDVY株価:35.63ドル

※2009年2月26日のDVY株価:30.31ドル

※2009年3月23日のDVY株価:30.83ドル

そして2009年3月を底値に、徐々にDVY株価は上昇していきました。(ちなみに2022年11月のDVY株価:120ドル近辺)

出典:yahoo!finance

株価調整時期は投資のチャンス!?

リーマンショック当時と現在の状況は確かに異なります。米国株はコロナショック以降の上昇の反動で下がっていますが、少なくとも現時点では金融危機ではありませんし。

でも一つ言えるかもしれないということは、誰もが投資にビクビクしている時こそ投資の始め時かもしれないということです。

おそらく2022年(2023年)も一度や二度は米国株急落の恐怖におののく場面がやってくると思います。

でもその時は米国株投資スタートの格好のチャンスかもしれません。生活に支障をきたさない金額で、長期目線で考えられるなら米国株(ETF)を始めるのはアリだと思います。

(この発言に責任は取れないので、投資はあくまで自己責任でお願いします。)

余談:米国株ETF「DVY」その後どうなった?

さてさて、いま思い返しても、2009年2月に買ったDVYはお宝株(ETF)でした。

今も持ち続けていればなぁ、、、2013年にバッサリ売っちゃったんですよねぇ(ため息)。

実はこの時期に購入したお宝ETFのDVYは2013年に売却してしまいました。2013年末にマネックス証券が米国株の特定口座取引を開始したことにより、楽天証券(一般口座)からマネックス証券(特定口座)へ米国株口座の引っ越しを決めたためです。

余談ですが、マネックス証券の米国株の特定口座取引開始のニュースは当時は画期的で、特定口座取引により米国株の確定申告業務が一気に楽になりました。まあ結局は、マネックス証券に追随して楽天証券もSBI証券も米国株の特定口座取引を開始するのですけども。

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